空のお散歩〜みちのく母娘旅2
前回に書いたお餅の店で
しっかり食べてエネルギー充電完璧(笑)7月には鎌倉、横浜プチ旅行で寺社巡り。
今回は紅葉の綺麗なところ🍁
一ノ関、平泉を選びました。
以前は北上川の堤防に桜並木があったけれど、護岸工事で桜が切られてしまい桜の時期よりは紅葉の時期がオススメとの情報がありまして。
一ノ関の名誉のために…山桜は綺麗だそうです❤️
鎌倉は源頼朝ゆかりの地。
今回はその腹違いの弟 義経が弁慶と共に生涯を閉じた場所の平泉衣川。
無意識に選んだのですが…バラバラに入れた知識が一つに繋がりすんなり頭に入ります。
月見坂を上っていくと
燃える様な紅葉が目に飛び込んで来ます。
能楽堂で能楽や舞なども上演され多くの人で賑わっていました。
勿論、私達親子のお目当は能と延年の舞の観覧です。
この日は毛越寺で延年の舞の上演を観覧。
稚児の舞
能
演目は 枕慈童
因みに
毛越寺の延年の舞とは非常に貴重なもので国の無形重要民俗文化財に指定されています。毎年1月には本番が見られますよ。極寒ですが…( ̄(工) ̄)
今年の9月には市川団十郎が観自在王院跡で延年の舞を披露したばかりです。
勧進帳は、成田屋のお家芸「歌舞伎十八番」の一つ。主人公は勿論武蔵坊弁慶〔むさしぼうべんけい〕です。
源義経が兄から命を狙われ逃避行に出たとき、お供した家来の一人が弁慶です。勧進帳では、義経一行は旅の僧になりすまして逃げ、安宅の関〔あたかのせき〕に差し掛かった時、役人が捕らえなければならない義経一行と知りつつも、弁慶の義経に対する忠義に対し、痛く心を打たれて見逃して関を通してやった。その御返しに弁慶は、延年の舞を披露したというのがいわれです。
「もとより弁慶は 三塔〔さんとう〕の遊僧 舞延年の時の若」という歌詞がついて、もともと弁慶は比叡山延暦寺〔ひえいざんえんりゃくじ〕の遊僧。延年の舞を舞う稚児だった」というお話です。
また一つ勉強になりました。
つづく
by mika_yumi | 2017-11-08 08:00 | 国内旅行